熱中症対策法は?水分補給には牛乳がいい? [健康・美容]
毎日暑い日が続き、熱中症が心配されますね。
熱中症予防に水分補給を心掛けてらっしゃることと思います。
私たちの身体の中では熱を作る働き(産熱)と身体の熱を身体の外に逃がす(放熱)働きで
バランスをとって体温を36~37℃に保っています。
このバランスが崩れたとき、熱中症が起こります。
熱中症は、体内の水分不足によって血液量が減り、血管の拡張がしにくくなったり、
あるいは室内でも湿度が高く発汗がしにくい状況になった結果、
バランスが崩れ体温調節が出来なくなって起こりますが、
特に高齢者など、体温調節などの機能が衰えてくるため、熱中症になりやすいので注意が必要です。
熱中症予防のための暑さに強い体づくりをして熱中症になりにくい身体を作る方法として
今回、信州大大学院から、
「やや強めの運動の後、糖質とタンパク質を摂取することが有効」
という研究結果が報告されました。
信州大大学院の研究によると、熱中症を防ぐ大事なポイントは
「血液量を増やす」ことだそうです。
体温調節をきちんと出来る身体になるためには、皮膚表面の血管まで十分血液が周れば
体温調節機能がが向上すると考えられています。
そのためには、朝夕の涼しい時間帯に1日15~30分、1週間に4日以上運動を続けると
効果があると言われています。
7割程度の力で、じっとり汗をかくくらいのペースで行えばいいようです。
自力で汗をかける体づくりはとても大切ですね。
熱中症予防によく用いられるのは、
塩分と糖分が含まれる経口補水液やスポーツドリンクですが、
熱中症になったときには、有効ですが、
健康な時には、塩分が強く感じられ、糖分が多いスポーツドリンクは、
運動量が少ない方には飲み過ぎに注意が必要です。
熱中症の予防のためには「糖質とタンパク質を摂取することが有効」
と言うことですが、糖質とタンパク質を同時に摂る手軽な方法として、
「牛乳をコップ一杯(200ミリリットル)」が薦められています。
運動や発汗のしすぎで体内のナトリウムが減ると、水分を止める働きがあり、
また糖質は腸での水分の吸収を早める働きがあります。
では、先の研究のタンパク質はどんな風に役立つのでしょう。
タンパク質の「アルブミン」も血液中に増えると、塩分と同様に、
浸透圧の影響で血管内に水分が引き込まれ、血液量が増えるのです。
高血圧などで塩分の摂取が気になる、という人や、育ち盛りの子供たち、
骨粗しょう症が気になる女性や高齢者などにもオススメです。
牛乳に代わるものとして
タンパク質を含む乳製品のヨーグルトやアイスクリームなど、
またチーズならフルーツなどの糖分を含むものと一緒にとるのもよいでしょう。
ただし美味しいからと食べ過ぎると、カロリーオーバーの心配はありますのでご注意を。
口当たり良く水分豊富、低カロリーな果物もオススメ
また、こまめな水分補給が苦手という方には、みずみずしい果物も口当たりがよくオススメです。
例えばスイカなどは水分が9割で低カロリーで、ミネラルも含まれています。
昔から東洋医学ではスイカは体の熱を抑えるとされていました。
また、昔は今のように甘みの強いスイカが少なかったためか、
甘みを引き出すために塩を振って食べたりしていましたが、
塩分と糖分を上手に摂るという点でも理にかなっていたのではないかと思います。
また、水にレモンやオレンジ、梅ジュースなどの爽やかな酸味を少し加えると飲みやすくなります。
刻んだ昆布を水につけた昆布水に果物をくわえたフレーバー昆布水なども、
ミネラルなどが豊富に含まれ注目されています。
油断できない暑さと付き合うために、上手に美味しく水分補給をして、
健康に夏を乗り切りましょう。
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熱中症予防に水分補給を心掛けてらっしゃることと思います。
私たちの身体の中では熱を作る働き(産熱)と身体の熱を身体の外に逃がす(放熱)働きで
バランスをとって体温を36~37℃に保っています。
このバランスが崩れたとき、熱中症が起こります。
熱中症は、体内の水分不足によって血液量が減り、血管の拡張がしにくくなったり、
あるいは室内でも湿度が高く発汗がしにくい状況になった結果、
バランスが崩れ体温調節が出来なくなって起こりますが、
特に高齢者など、体温調節などの機能が衰えてくるため、熱中症になりやすいので注意が必要です。
熱中症予防のための暑さに強い体づくりをして熱中症になりにくい身体を作る方法として
今回、信州大大学院から、
「やや強めの運動の後、糖質とタンパク質を摂取することが有効」
という研究結果が報告されました。
信州大大学院の研究によると、熱中症を防ぐ大事なポイントは
「血液量を増やす」ことだそうです。
体温調節をきちんと出来る身体になるためには、皮膚表面の血管まで十分血液が周れば
体温調節機能がが向上すると考えられています。
そのためには、朝夕の涼しい時間帯に1日15~30分、1週間に4日以上運動を続けると
効果があると言われています。
7割程度の力で、じっとり汗をかくくらいのペースで行えばいいようです。
自力で汗をかける体づくりはとても大切ですね。
熱中症予防によく用いられるのは、
塩分と糖分が含まれる経口補水液やスポーツドリンクですが、
熱中症になったときには、有効ですが、
健康な時には、塩分が強く感じられ、糖分が多いスポーツドリンクは、
運動量が少ない方には飲み過ぎに注意が必要です。
熱中症の予防のためには「糖質とタンパク質を摂取することが有効」
と言うことですが、糖質とタンパク質を同時に摂る手軽な方法として、
「牛乳をコップ一杯(200ミリリットル)」が薦められています。
運動や発汗のしすぎで体内のナトリウムが減ると、水分を止める働きがあり、
また糖質は腸での水分の吸収を早める働きがあります。
では、先の研究のタンパク質はどんな風に役立つのでしょう。
タンパク質の「アルブミン」も血液中に増えると、塩分と同様に、
浸透圧の影響で血管内に水分が引き込まれ、血液量が増えるのです。
高血圧などで塩分の摂取が気になる、という人や、育ち盛りの子供たち、
骨粗しょう症が気になる女性や高齢者などにもオススメです。
牛乳に代わるものとして
タンパク質を含む乳製品のヨーグルトやアイスクリームなど、
またチーズならフルーツなどの糖分を含むものと一緒にとるのもよいでしょう。
ただし美味しいからと食べ過ぎると、カロリーオーバーの心配はありますのでご注意を。
口当たり良く水分豊富、低カロリーな果物もオススメ
また、こまめな水分補給が苦手という方には、みずみずしい果物も口当たりがよくオススメです。
例えばスイカなどは水分が9割で低カロリーで、ミネラルも含まれています。
昔から東洋医学ではスイカは体の熱を抑えるとされていました。
また、昔は今のように甘みの強いスイカが少なかったためか、
甘みを引き出すために塩を振って食べたりしていましたが、
塩分と糖分を上手に摂るという点でも理にかなっていたのではないかと思います。
また、水にレモンやオレンジ、梅ジュースなどの爽やかな酸味を少し加えると飲みやすくなります。
刻んだ昆布を水につけた昆布水に果物をくわえたフレーバー昆布水なども、
ミネラルなどが豊富に含まれ注目されています。
油断できない暑さと付き合うために、上手に美味しく水分補給をして、
健康に夏を乗り切りましょう。
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2016-08-10 23:23
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